八代市の注文住宅の相場・費用Event
【はじめに】
みなさん、こんにちは!
住宅を建てようとしたとき、自分達にとって、注文住宅がよいのか?建売(分譲住宅)がよいのか?迷われてしまうこともあるかと思います。
自分達の理想の暮らしを実現するために、カスタマイズされたデザインや機能を取り入れることができる建築方法が注文住宅です。家は私たちの生活の中心であり、その家が自分らしさを表現していると、日々の暮らしもより充実したものになることでしょう。
徳田建築工房(株)では、『幸せの基盤は平凡な日々の暮らしである』という考えから、快適な住まいが家族の幸せにつながると考えており、住む人のこだわり・価値観・人となりを大切にした家づくりを行っております。
このコラムでは、特に八代市で注文住宅を建てる際に気になる金額のお話しや注文住宅のメリット・デメリット、そして建築プロセスについて掘り下げていきます。
1 - 注文住宅の流れ
注文住宅を建てる際の一般的な流れは以下のようになります:
1.ご相談・お問い合わせ:
最初に、建築会社や建築家と相談し、自身の希望や予算について話し合います。
この段階では、建物のタイプ(平屋?2階建?)や規模(30坪?40坪?それ以上?)、予算感(住宅ローンはいくら借り入れできる?月々いくら支払うの?)などについての基本的な情報を共有します。また、職場や学校区を考慮して建築する予定の土地についても検討していきます。土地に関しては不動産管理会社に相談することも可能です。
※1坪でおおよそ畳2畳分
2.プランニング・デザイン:
建築家や設計者と共に、具体的なプランやデザインを計画します。お施主様のニーズや希望に基づいて、建物の外観や内装、間取りなどが決定されます。
この段階では、スケッチや図面(パース)を通じて構想を具体化・可視化し、お施主様の承認を得ます。
3.予算の確定:
プランが固まった後、建築費用の見積もりを取得し、予算を確定します。
必要に応じて、プランを調整して予算内に収める作業が行われます。
しかし例えば、予算をオーバーした場合でどうしても採用したい案が ある場合は、借り入れを増やすのか、現金を用意するのか、又は、どこか別の場所を削るのかというようなご自身の理想を叶えるまでとことん検討していきます。
もちろん、楽しみながら!
4.設計の詳細化:
承認されたプランに基づいて、詳細な建築図面や仕様書が作成されます。
これには、建材や仕上げ材の選定、設備機器の仕様、建築基準への適合などが含まれます。
5.建築許可申請(建築確認申請):
建築プロジェクトが地元の建築基準に適合することを確認するため、建築許可を取得する必要があります。
建築会社や建築家が必要な書類を準備し、自治体に申請します。
6.いよいよ、建設:
建築プロジェクトが開始されます。まずは、神主を招いて、土地の神様に工事の安全を祈願する『地鎮祭』を執り行います。
その土地を守る神様に土地を利用させてもらう許可を得る意味があります。
建築会社や建設業者が現場に入り、基礎工事から屋根の取り付け(棟上げ)まで、建物を建設していきます。
その後、外壁工事へと進んでいきます。
7.内装・設備工事:
建物の外部構造が完成した後、内装や設備の取り付けが行われます。
これには、壁や床の仕上げ、キッチンやバスルームの設置、電気や換気扇などの配線や配管の設備などが含まれます。
8.引き渡し前の検査:
建築プロジェクトが完了する前に、建物の品質や安全性を確認するための検査が行われます。
建設会社や自治体の検査官が建物をチェックし、問題があれば修正が行われます。
9.引き渡し:
建物が完成し、お施主様に引き渡されます。
建築会社や建設業者がお施主様に建物設備の操作や保守に関する情報を提供し、最終的な支払いが行われます。
以上が、注文住宅を建てる際の一般的な流れです。
各段階で所有者と建築プロフェッショナルが密に連携し、理想の住宅を実現するために努力します。
2⃣八代市の土地の坪単価
熊本県八代市の地価平均
10万1240円 /坪単価
※2024年発表八代市の地価公示価格平均値 前年比 +0.30%上昇↑
2018年から2023年の5年間で見て、住宅地で-2%。商業地で-3.3%と、少しずつ下落しています。
八代市の土地価格は、この1年間で、住宅地で-0.3%、商業地で-0.3%と、下落しています。(参考:国土交通省 地価公示)
3⃣注文住宅の相場、建売住宅の相場
「令和4年度 住宅市場動向調査」による相場(国土交通省)
国土交通省によると、注文住宅にかかる費用の全国平均は3,935万円(土地の購入資金は除く)という結果になっています。
三大都市圏(首都圏、近畿圏、中部圏)の平均費用額は4,504万円となり、全国平均より570万円ほど高くなっています。
この数字は令和3年度と比較すると、300万円程上昇しており、近年のウッドショックが影響をしているとも言えるでしょう。
また、注文住宅の平均費用相場のうち、住宅ローンなどの借入金を除く「自己資金」の額は
・全国平均で1,177万円(自己資金比率:29.9%)
・三大都市圏の平均は1,467万円(自己資金比率:32.6%)です。
これらの数字は注文住宅を建てる際に、どれだけの資金を貯めればいいのかを考える指標となるでしょう。
あくまで平均的な費用相場の結果ですが、おおよその目安とすることができます。
参考)令和4年度 住宅市場動向調査報告書
4⃣注文住宅を選ぶメリット
注文住宅を建てることは、多くの人々にとって一生に一度の大きな決断です。
人生の中でそう何度もする考えるものではないと思いますし、「住宅建築を考えること自体、初めて!」「何から調べて考えていけばよいのだろう?」と皆様、経験がないものだと思います。
建売住宅(分譲住宅)と異なり、注文住宅はお施主様のニーズや希望に合わせて設計され、建設されます。
注文住宅には以下のようなメリットがあります。
1. お施主様のニーズや希望に合わせてカスタマイズできる
2. 最新の建築技術やエネルギー効率を取り入れることができる(強くて優しい家)
3. ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる
4. 高い価値ある住宅を持つことができる
などが挙げられます。
これらのメリットから、注文住宅は多くの人々にとって魅力的な選択肢となっています。
1.自分の価値観、ニーズや希望に合わせてカスタマイズできる
注文住宅は所有者のライフスタイルや好みに合わせてカスタマイズできるという点が挙げられます。
土地の購入、建物の設計から始まり、内装や外装、間取り、設備など、ほぼすべての側面がお施主様の希望に応じて調整できます。
これにより、理想的な住宅環境を実現することができます。
例えば、テラスから続く土間リビングでアウトドアな趣味にこだわったり、アイランドキッチンからお子様の気配を感じながら調理をしたり、在宅ワークに対応するためホームオフィスの設置など、自分の生活スタイルや家族のニーズに合わせたデザインが可能です。
2.強くて優しい家が作れる・・・耐震・制震・断熱・省エネ
注文住宅は最新の建築技術やエネルギー効率を取り入れることができます。
お施主様の要求に応じて、太陽光パネルや断熱材、省エネ設備など、環境に配慮した設備を組み込むことができます。
これにより、住宅のランニングコストを削減し、環境への負荷を軽減することができます。
3.ライフスタイルの変化に対応
注文住宅は将来の拡張や改装にも柔軟に対応できるという利点があります。
お施主様のライフスタイルや家族構成が変化した場合、建物を拡張したり、レイアウトを変更したりすることが比較的容易です。
この柔軟性は、将来のニーズに合わせて住宅を変化させるために重要です。
4.価値ある住宅を後世に残す・・・ZEH認定・BELS認定
注文住宅は一般的に中古住宅よりも価値が高いと考えられています。
お施主様が建物を建築する際に、高品質の材料や設備を選択することで、住宅の価値が向上します。
また、国策として、ZEHやBELSといった評価基準や性能基準を設け義務づけることで、今現在、問題となっている空き家問題や地震などの災害に対応できる住宅を増やしていけるのです。
ZEHやBELSについては当社HPにて詳しく解説しておりますので、ご参照ください。
5.幸せは日々の生活の中にある
まとめると、注文住宅を建てるということは、お施主様の個性やスタイルを反映することができ、精神的にも経済的にも、更には住宅性能という科学的にも、より豊かで喜びや幸福に満ちた住環境を得ることができるということです。
これにより、お施主様は自分の住まいに誇りを持ち、快適で満足度の高い生活を送ることができます。
5⃣注文住宅のデメリット
注文住宅を建てることには多くの利点がありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。
以下では、注文住宅を建てる際に考慮すべき主なデメリットについて詳しく説明します。
1. 費用の増加
注文住宅は、一般的な建売住宅と比較して建設費用が高くなる傾向があります。
カスタマイズされたデザインや高品質の材料を選択することができますが、それに伴って建設費用も増加します。
さらに、プランの変更や追加がある場合には、追加費用が発生することがあります。
2. 時間と労力の投資
注文住宅を建てる過程には時間と労力がかかります。
建物のデザインや仕様を決定する際には、慎重な計画と議論が必要です。
また、建設途中には進行状況を監視し、問題解決に努める必要があります。
そのため、お施主様は建築計画に対する十分な時間とエネルギーを投資する必要があります。
3. ストレスと不確実性
注文住宅を建てる過程は、お施主様にとってストレスなものになることがあります。
建築計画は予期せぬ問題や遅延が発生する可能性があり、これによってストレスが増大することがあります。
また、設計や建設の段階での決定に関する不確実性もストレスの原因となります。
タイミング良く建築途中の建物を見学することが出来れば、例えば外壁材やクロス、キッチンやお部屋の大きさなど実物を見て体験することができ、体感することでよりイメージしやすくなります。
4.技術的な複雑さ
注文住宅の建設過程には、専門的な技術や知識が必要です。
建築デザイン、構造計画、電気設備、配管など、さまざまな技術的な側面が組み合わさるため、建築家や専門家のアドバイスや指導が欠かせません。
技術的な知識が不足している場合、設計や建設の品質に影響を与える可能性があります。
5.建築上の制約
注文住宅の建設過程では、地域の建築規制や地形、土壌条件などの制約が考慮される必要があります。
また、周囲の環境や隣接する建物との関係も考慮する必要があります。これらの制約は、建物のデザインや配置に影響を与えることがあり、お施主様の希望との間で妥協が必要となる場合があります。
6. リスクの負担
注文住宅を建てる場合、お施主様は建設計画のリスクを負うことになります。
予算超過や遅延、建設品質の問題など、さまざまなリスクが発生する可能性があります。
これらのリスクを管理するためには、適切な計画と監視が必要です。
以上が、注文住宅を建てる際の主なデメリットです。
所有者はこれらのデメリットを理解し、慎重な検討を行うことで、よりスムーズで満足度の高い建築プロジェクトを実現することができます。
【まとめ】
注文住宅を建てる際の流れや坪単価、メリット・デメリットなどある程度ご理解頂けたでしょうか?ご自身で家を建てるイメージがなんとなくできたのではないかと思います。
徳田建築工房では、八代エリアに密着した地方工務店としてお客様の希望する注文住宅を建築するお手伝いをさせていただいております。
徳田建築工房は、国が認めた6つ星ZEH(ゼッチ)ビルダーに登録されており、人だけでなく未来の地球にも優しい家づくりをしているのが特徴です。
住む人のライフスタイルにあわせた間取りを設計することを得意としており、土地の環境にあわせたパッシブ設計、耐震・制震・高断熱等の高性能な住宅を提案しております。
『幸せの基盤は平凡な日々の暮らしである』という考えから、快適な住まいが家族の幸せにつながると考えており、住む人のこだわり・価値観・人となりを大切にした家づくりを行っております。
八代市(+その近郊)で家を建てようとお考えなら、ぜひ一度徳田建築工房にご相談ください。
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